解約返戻率に騙されるな!

時々、「お金が貯まるタイプの生命保険はないですか?」とご相談を受けるときがあります。

 

多くの方が、周りの人からそういう商品があると聞いたから、とおっしゃいます。

 

詳しく聞いてみると、終身保険に加入しておいて契約の途中で解約することで、払い込んだ保険料よりたくさんのお金を受け取れることを想定したもので、貯金するよりおトクだと考えられているようです。

 

20年以上前に契約した終身保険であれば、確かに今では考えられないような高いキャッシュバリューが期待できたかもしれませんが、残念ながらここ数年続く、低金利下ではお金を貯める目的で保険に加入すべきではない、というのが率直な思いです。

 

とはいえ、保険を契約することで事業が成り立っている保険ショップでは、あの手この手で終身保険や年金保険などのような、お金が貯まるタイプの商品をお客様に勧めてきます。

 

その手法の一つとして「解約返戻率をアピールする」というものがあります。

 

どういうことか、例を挙げてご説明します。

 

例えば、30才男性の方に終身保険を売り込みたいと考えた場合、どのくらいおトクなのかを訴えてきます。

 

ある保険会社の終身保険の場合、35年後の65才の時点での解約返戻率が133%になる商品があります。

 

解約返戻率とは、保険を解約することで保険会社から受け取ることのできるお金で、保険会社に払い込んだ保険料に対してどの程度の割合のお金がが戻ってくるのかを示したものです。

 

つまり上記の例の場合でいうと、払い込んだ保険料に対して保険会社から受け取ることのできるお金が、65才の時に33%増えるというワケです。

 

保険ショップでは、こういった部分をアピールして契約を迫ってきます。

 

こういった場合、全てのケースでこのような商品に加入すべきでないとは言いませんが、解約返戻率の割合だけで判断するのは止めるべきだと考えています。

 

先ほどの例でいうならば、払い込み保険料の総額が2,993,650円で、65才時の解約返戻金は4,002,000円になるので、解約返戻率は133%となりますが、お金を貯める手段としてその方にとってベストな方法なのかどうかを考える必要性があると思っています。

 

例えば、この保険に加入することで得られる運用益は、4,002,000―2,993,650=1,008,350円ですが、1年あたりの利益に換算すると、1,008,350÷35(年)=28,810円となります。1ヶ月あたりに換算すれば2,400円程度の利益となります。

 

つまり、この保険を活用することで、1ヶ月あたり2,400円程度の節約をするのと、同じ効果があるということになります。保険会社に保険料を支払うことで、わざわざ貯蓄をせずともそれだけの効果があるということになります。

 

しかし節約が上手な方で、月々2,400円以上の節約ができる方にとって、この保険をわざわざ活用する意味はあるでしょうか?

 

保険を利用せずに月々2,400円以上の節約ができるということは、節約だけで保険商品以上の運用益があがる計算になります。すなわち、貯蓄目的で加入を検討するのなら、保険を活用することはその方にとって、役に立つどころかかえって足手まといになってしまいます。

 

また、終身保険は他の生命保険と比べて保険料そのものが、高くなります。加入年齢が30〜40才代の場合、お子さんの将来の教育費や住宅ローンなど、他の支出にも気を付けておかないと、保険を途中でやめざるを得ない事態も発生しかねません。

 

ですので、貯蓄目的で保険を勧められた時に解約返戻率をアピールされたら、身近な節約額に置き換えて比べてみたり、保険料の支払いが続けられるかどうかのシュミレーションをしてみてから、加入のご検討をされることをオススメします。

>> 生命保険代ゼロ円チェックサービスの詳細ページへ

そのまま実践するだけで保険料9割カットできる!「生命保険節約レポート」無料プレゼントの詳細はこちら
>> 生命保険節約レポートの詳細ページへ